妊娠・出産

【目次記事】ゆきぞらブログの産科領域Part2

こんにちは、ゆきです。産婦人科医として働いています。

【目次記事】ゆきぞらブログの産科領域Part1 こんにちは、ゆきです。産婦人科医として働いています。 ブログの記事が雑多になってきたので、本でいう「目次」のような記事が必要...

前回の記事におさまりきらなかった産科領域の記事を、Part2としてまとめます。

1. 妊娠中の異常・合併症

1. 妊娠悪阻・つわり

妊娠初期に妊婦さんが苦しむ妊娠悪阻・つわり。

「妊娠悪阻は我慢するしかない…」と思っている方も多いかもしれませんが、適切な対応が求められる疾患でもあります。

妊娠悪阻は"つわり"が重症化した「病気」です こんにちは、ゆきです。産婦人科医として働いています。 今日はつわりと妊娠悪阻についてまとめていこうと思います。 個人差...

2. 双胎妊娠

双子妊娠には、単胎とは異なる様々なリスクがつきものです。

双胎の基本及びリスクを知っておくことは、双子を妊娠されている妊婦さんにとって、非常に大切なことです。

双胎妊娠のキホンとそのリスク こんにちは、ゆきです。産婦人科医として働いています。 今回は双子ちゃんの記事です。 ひとえに「双子」といっても、色々な...

3. 早産:切迫早産・CAM・頸管無力症

早産の原因となり得る疾患、「切迫早産」「頸管無力症」「絨毛膜羊膜炎」についてまとめました。

さらに、リトドリン®︎などの子宮収縮抑制薬を使うリスクや、早産・低出生体重児になるリスクについても、それぞれ記事があります。

この分野はグレーゾーンが多く、施設によっても治療・管理方法が異なることが多いので、1つの参考にしてもらえれば幸いです。

切迫早産

早産・切迫早産〜11/17は世界早産児デー〜切迫早産・早産とは?診断は?リスクは?治療は?そんな疑問に産婦人科医の筆者がお答えします。 臨床医の視点から、切迫早産の治療として用いられる子宮収縮抑制薬の使用時期についても触れ、論文レベルで解説します。...

絨毛膜羊膜炎(CAM)

絨毛膜羊膜炎(CAM)の診断は難しい こんにちは、ゆきです。産婦人科医として働いています。 絨毛膜羊膜炎とは、卵膜に細菌などが感染して生じる炎症性の疾患のことです...

頸管無力症

頚管無力症と頚管縫縮術[Shirodkar法・McDonald法] こんにちは、ゆきです。産婦人科医として働いています。 頚管縫縮術は、頚管無力症の治療として用いられる術式です。 ただ、...

子宮収縮抑制薬の長期投与

子宮収縮抑制薬(張り止め)の長期投与は意味がない? こんにちは、ゆきです。産婦人科医として働いています。 切迫早産や早産について、以前、次のような記事を書きました。 ht...

早産・低出生体重児のリスク

早産や低出生体重児は何が問題なのか〜DOHaDという考え方〜 こんにちは、ゆきです。産婦人科医として働いています。 切迫早産で入院加療を行っていたり、入院はせずとも自宅での安静を指示され...

4. 妊娠高血圧症候群・妊娠糖尿病

妊娠というストレスにより、血圧が上がったり、血糖値が上がったりします。それぞれ「妊娠高血圧症候群」「妊娠糖尿病」と言うのですが、これらの疾患があると、それ以外の産科合併症のリスクも上昇してしまうのが怖いところ。

適切な管理が求められる疾患です。

妊娠高血圧症候群

妊娠高血圧症候群(HDP)はなぜ怖いのか妊娠中に血圧が上がる病気、妊娠高血圧症候群。その定義は?分類は?治療は? わからないことがたくさんあるのではないでしょうか。毎回の妊婦健診で血圧を測定する理由が、この記事を読めば理解できるはず。産婦人科医の筆者が解説します。...

妊娠糖尿病

妊娠糖尿病など〜妊娠中の血糖管理の重要性を語る〜妊娠という負荷がかかり、血糖値が高くなる人がいます。妊娠糖尿病と診断された場合は、妊娠中の厳格な血糖管理が必要です。産科合併症のみならず、将来の生活習慣病や発達障害にも関与すると考えられる、妊娠中の耐糖能異常についてまとめました。...

5. 前置胎盤・癒着胎盤

胎盤の位置異常は、妊娠中あるいは分娩時の出血リスクが高いため、慎重な管理が求められます。

まずは適切に診断することが大切。
「胎盤が低いかも」と言われた妊婦さんが何に気をつければ良いのか、まとめてみました。

胎盤の位置が低いと何が問題なの?〜前置胎盤・癒着胎盤〜前置胎盤・低置胎盤は産科危機的出血を起こす頻度の高い疾患です。そのため、慎重な妊娠・分娩管理が求められます。胎盤の位置が低いって何?管理の上で何が問題なの?どういうことに注意していれば良いの?という疑問に、産婦人科医の筆者がお答えします。...

6. 甲状腺疾患

妊娠中は甲状腺のホルモンも変動します。
それに伴い、甲状腺疾患が顕在化してくる場面に出会うことがあります。

妊娠初期に甲状腺項目を評価している病院も多いかもしれません。
手元にある結果と照らし合わせながら、自分がどのような状態なのかを把握しておくことは意外と重要です。

妊娠と甲状腺疾患 こんにちは、ゆきです。産婦人科医として働いています。 甲状腺関連の病気は若い女性が発症することが多く、不妊症や妊娠を契機に見...

7. 母子感染症:TORCH症候群

赤ちゃんに重篤な合併症をもたらす母子感染症をまとめて「TORCH症候群」と呼びます。

その中で、トキソプラズマ、サイトメガロウイルス、風疹について記載しました。

トキソプラズマ感染症

トキソプラズマ感染症を知ろう〜TORCHの"T"〜トキソプラズマは妊娠中に感染すると赤ちゃんに影響を及ぼし得る感染症の1つです。正しい知識を持ち、適切な管理・予防を行う必要があります。トキソプラズマとはどのような感染症か、どのように検査・治療をしていくのか、妊娠中に何に気をつければ良いかなどを、産婦人科医の筆者が簡潔にまとめました。...

サイトメガロウイルス感染症

サイトメガロウイルス感染症を知ろう〜TORCHの"C"〜 こんにちは、ゆきです。産婦人科医として働いています。 以前、トキソプラズマ感染症についての記事を書きました。 http...

風疹感染

妊娠中の風疹感染〜TORCHのR〜 こんにちは、ゆきです。産婦人科医として働いています。 毎年2月4日は風疹の日です。 風疹は3日ばしかとも言われるウイル...

2. 妊娠・分娩中の緊急事態

妊娠中は様々な緊急事態が生じ得ますが、中でも緊急度が高いものが下記の疾患たちです。

それぞれ、1分1秒を争う対応が求められます。
逆に言えば、処置前に十分な説明が行えないことの方が多いです。

出産にはリスクはつきものとはいえ、まさかそれが自分に当たるなんてと思っている方が多いでしょう。ただ、案外頻度は多く、私たち産婦人科医も何度も修羅場をくぐり抜けているんです。

「こんなこともあるんだ」くらいで良いので、知っておくと良いのかな、なんて感じます。

1. 産科危機的出血

"産科危機的出血"は、そこに至るまでの対応が重要お産に出血はつきもの。それが血圧・脈拍に関わる大出血につながることも少なくありません。迅速な治療介入が求められる「産科危機的出血」ですが、何より大切なのはそこに至る前に初期治療を始めておくこと。複数の治療法を例にして簡潔にまとめました。...

2. 常位胎盤早期剥離

超緊急!常位胎盤早期剥離!常位胎盤早期剥離は産科の超緊急疾患。しかし症状や検査データがはっきりせず、診断に苦慮することが多いんです。どんな妊婦さんでも発症するリスクのある本疾患は、まずは疑い受診することが大切。産婦人科医である筆者が解説します。...

3. 子癇発作

妊娠〜産後の痙攣は子癇発作と思え子癇発作とは、妊娠〜産後までいつ発症してもおかしくない産科の緊急疾患です。妊娠高血圧症候群に合併することが多く、死亡例もあります。子癇発作の典型的な流れ・症状・治療・分娩時の対応など、産婦人科医の筆者が簡潔にまとめました。...

4. 肩甲難産

肩甲難産〜冷や汗が止まらない超緊急疾患〜発症頻度は稀ですが、一瞬で天国が地獄に変わる緊急事態である"肩甲難産"。肩甲難産がどういうものなのかから、リスク因子・合併症・対応までを詳細に解説します。...

5. 羊水塞栓症

天国から地獄へ〜羊水塞栓症〜羊水塞栓症は稀な疾患ではありますが、発症した時の母体死亡率が非常に高い超緊急疾患です。どうすることもできない状態になることも少なくなく、だからこそ地獄の疾患と言われます。羊水塞栓症とは何か、そのリスクや対応はどうするかなどについて、産婦人科医の筆者が解説します。...

6. HELLP症候群・急性妊娠脂肪肝(AFLP)

HELLP症候群と急性妊娠脂肪肝(AFLP) こんにちは、ゆきです。産婦人科医として働いています。 質問箱でHELLP症候群についてのリクエストを頂いたので、まとめてみよ...

3. 妊娠中に気になるQ&Aシリーズ

質問箱でのリクエストに答え、いただく頻度が多かった質問について、「妊娠初期・中後期・分娩時」の3つの時期ごとにまとめた記事です。

みなさんがこんなことを気にされているのだと、私の方も勉強になりました。

"妊娠初期"に気になるQ&A質問箱に寄せられた頻度の高い質問をピックアップし、「妊娠初期」に気になることをQ&A形式でまとめました。インターネットに掲載されている情報には、残念ながらデマもあります。妊娠初期で不安の多い妊婦さんだからこそ、正確な情報にアクセスしてほしい。あれ?と疑問に思った時に覗いてもらえますよう、産婦人科医が徹底的に解説します。...
"妊娠中後期"に気になるQ&A妊娠中後期に気になる質問事項を寄せ集め、頻度の高いものを抜粋してまとめました。産婦人科医が各質問に簡潔に回答します。 緊急受診のタイミングや、中後期に起きうる疾患などについても触れています。多くの妊婦さんたちの悩みの解消につながれば幸いです。...
医師
"分娩時"に気になるQ&A [病院を選ぶポイントも合わせて解説]分娩時に何を気にするべきか、どういう注意点があるのかについて、頻度の高い質問から抽出してまとめました。更に、それをもとにどんなポイントで分娩病院を決めるべきかについても言及しています。いち産婦人科医からのメッセージをふんだんに詰め込みました。...

4. その他

それ以外にも、次のような記事を書いています。
リクエストにもお答えしているので、ぜひいつでもお申し付けくださいね。

1. 妊娠中の体重増加

妊娠中の体重増加はどのくらいが理想なの? こんにちは、ゆきです。産婦人科医として働いています。 先日、「厚生労働省は"妊娠中の女性の適切な体重増加量"について、基準を...

2. 妊娠中の旅行=マタ旅

産婦人科医がマタ旅に反対する理由妊娠中の旅行。通称マタ旅。産婦人科医の視点からみると、たくさんのリスクがあります。1日のリフレッシュが、一生の後遺症を残す結果になるかもしれません。マタ旅を考えている妊婦さん全てに読んでもらいたい記事です。...

3. 妊娠中の就寝姿勢

仰臥位で寝ると死産が増える? こんにちは、ゆきです。産婦人科医として働いています。 「妊婦さんはどういう姿勢で寝るのが良いの?」という質問を受けた際、「辛...

いかがだったでしょうか。
みなさんが読みたい記事が1つでもあれば、産婦人科医冥利につきます。

これからもゆきぞらブログをよろしくお願いします。

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ABOUT ME
ゆき
◆ 医師(産婦人科) ◆ 県立女子高校→地方国公立医学部 産婦人科医の視点から、正確でわかりやすい情報をお届けします。 twitter:@yukizorablog_Y Instagram:yukizora_yuki
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【そら】
東大医学部→研究医

【ゆき】
◆ 国公立医学部→産婦人科医

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