ブログの記事が雑多になってきたので、本でいう「目次」のような記事が必要かと考え、この期にまとめてみようと思い立ちました。
この記事から、色々な記事を覗きに行ってもらえると幸いです。
今後も産科領域の記事を更新するたび、こちらの記事にも追加していく予定です。
ではどうぞ!
目次
1. 流産・死産・異所性妊娠
まずは正常妊娠ではないところから。
流産、人工妊娠中絶、異所性妊娠についてのそれぞれの記事です。
妊娠は順調にいくのが当たり前のように感じられる方も多いのですが、辛い転帰をたどる方も少なからずいらっしゃいます。
そんな時に、自分を執拗に責めないようにしてほしい。そんな思いと共に記事を書いています。
2. 妊婦健診・妊娠中の検査
1. 妊婦健診での計測ポイント
まずは妊婦健診について。
産婦人科医あるいは助産師が何をポイントに赤ちゃんの観察を行っているかについて、できる限り分かりやすくまとめました。
これがわかれば、普段の妊婦健診が少し楽しくなるかも?
2. 胎児心拍数陣痛図の読み方
妊婦健診で、あるいは分娩時に、赤ちゃんの心拍と子宮収縮をモニターする機械を装着します。
それが胎児心拍数陣痛図(CTG)です。
このCTGの波形は、赤ちゃんの元気度や分娩進行がどの程度見込めるのかを判断する重要な指標になります。
3. 出生前診断
昨今話題になっている出生前診断。
出生前診断を受けることはご夫婦の選択の自由で良いと思っておりますが、簡単に受ける検査であっては欲しくないなというのが私の感想だったりします。
色々な種類の出生前検査を網羅しつつ、なぜ遺伝カウンセリングというものが必要なのかについても触れています。
出生前検査を受ける前に一度目を通してもらえたら幸いです。
3. 分娩にまつわる色々
1. 帝王切開術
妊婦さんは誰しも、帝王切開術が必要になる可能性があります。
帝王切開とはどのような時に行うのか。また、帝王切開を行う場合はどのような流れで行うのか。そんなことをこの2つの記事でまとめました。
あらかじめシミュレーションしておくと、当日も少し心の余裕が持てるかもしれません。
2. 器械分娩(鉗子分娩・吸引分娩)
いわゆる鉗子分娩・吸引分娩についての記事です。
赤ちゃんがすぐそこまで来ているのに、最後の最後でサポートが必要になることがあります(例えば赤ちゃんが苦しかったり、母体疲労が強かったり、母体の合併症があったり…)。そんな時に行うのが器械分娩です。
母体及び胎児へのリスクについても触れつつ、器械分娩とは何なのか、どういう適応で行うかなどについて解説します。
3. 分娩誘発・陣痛促進
分娩誘発あるいは陣痛促進が必要になるケースは、みなさんが思っている以上に多いです。
2020/1月には新しい頸管熟化剤も発売され、分娩誘発の方法はさらに種類が増えました。
4. 会陰切開
会陰切開は必要な時にのみ行う処置ですが、こちらも頻度はかなり高い。
特に初産婦さんの場合には、会陰の伸びが悪いことも多く、施行される方が多い処置になります。
局所麻酔をしてから切るので、会陰切開自体の痛みはほとんど無いことがほとんどですが…想像すると怖いですよね。
5. 出生後の赤ちゃん・へその緒について
出生後の赤ちゃんのケアや、へその緒について。
知っているようで知らなかったことについて、簡潔にまとめました。
6. 無痛分娩・TOLAC
最後は無痛分娩とTOLAC(帝王切開後の経腟分娩トライ)についての記事。
無痛分娩に関しては、(インターネットや各病院でメリットについては沢山話されているだろうと思ったので、)あえてリスクを強調するような形で記事を書いています。
このようなリスクがあるということを知っているだけでも、全然違うと思っています。
産科領域の目次記事を作成しました。
意外と量が多かったので、Part2に続きます!
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こんにちは、ゆきです。産婦人科医として働いています。