中学受験

中学受験で子供のやる気を保つ4つの方法

やる気

皆さんの中には

・子供が勉強しない・・・
・勉強してもすぐに集中力が切れてしまう・・・
・イライラしてつい怒鳴ってしまう

といった悩みを持っている方もいらっしゃると思います。

確かに、中学受験の際にモチベーションを保って勉強し続けるのは難しいですよね。実際、私自身やる気を保てない時期もありました。ですが、家族一丸となってなんとか乗り越えることができました。

今回は、中学受験で子供のやる気を保つ方法についてを解説していきます。

なお、中学受験ついては過去に記事を書いているので、こちらも合わせてご参照下さい。

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1. 中学受験で子供がやる気を保てない理由

悩み

1. 長期的な目標を持てない

モチベーションを保つ一番の方法は、自分自身が勉強する目的を認識することだと思います。

例えば、

将来医者になりたい
 →医学部の合格する必要がある
  →よりレベルの高い中高に入りたい
   →勉強して成績をあげる

といったイメージでしょうか。

この様に、長期的な目標から逆算して今やるべきことをこなしていくという方法は王道だと思います。ですが、小学生の時点でここまでできる人はごく少数だと思います。

実際、私も小学生の頃はここまで先を見据えてモチベーションを保つことができませんでした。

2. 中学受験をさせてもらえるありがたみを理解できない

中学受験をさせてもらえるというのは、本当に恵まれていると思います。なぜなら、勉強もスポーツと一緒で、小さい頃からの積み重ねが重要だからです。

中学受験で養われた基礎学力や勉強する習慣は、中高時代の勉強や大学受験、そして大人になってからも間違いなく役立ちます。

一方で、中学受験には経済面も含め、ご両親には大きな負担がかかります。小学生がそのことを理解した上で、受験させてもらえることにありがたみを感じるのは流石に難しいと思います。

3. 誘惑が多い

環境にもよると思いますが、中学受験をしない友人も少なくないと思います。彼らが放課後遊んでいたり、ゲームや漫画の話をしていたら、どうしても自分もやりたくなってしまうと思います。

私が小学生の頃、ゲームボーイのポケモンが非常に流行っていました。私も友人が遊んでいるのをみて、羨ましくて仕方なかったです。

特に最近だと、youtubeを含め魅力的なコンテンツが溢れており、全てをシャットアウトすることは困難だと思います。

2. 中学受験で子供がやる気を保つ方法

通学

1. 志望校に対する憧れを持たせる

最も効果的な方法は、志望校に対する憧れを持たせてあげることだと思います。

子供は長期的な目標を持つことは難しいかもしれませんが、短期的な目標であれば持つことができると思います。そして、最もわかりやすい短期的な目標の一つが、志望校合格だと思います。

私の場合は、小学校4年生の頃から毎年、友人の兄がいる某進学校の文化祭に連れて行ってもらいました。その学校の文化祭はとても楽しく、気付いたらその進学校に行きたいという気持ちが強くなっていきました。

今思えば、親の作戦だった気もしますが、モチベーションを保つという意味では非常に有効だった様に思います。

親曰く、6年生時は勉強時間が増え志望校を見に行くような時間も取れないので、やる気を継続させるために志望校の写真やパンフレットや思い出の品を部屋に飾ったりして、モチベーションを保たせていたそうです。

漫然と勉強をするより、憧れの志望校を目指すという目標をはっきり持たせた上で学習する方が効果的だと思います。

2. 良い結果に対して一緒になって喜んであげる

受験は子供にとって遊びの我慢や日々の学習努力、テストによる結果の上がり下がりなどストレスになる要素が多いです。

親御さんはテストや模試の結果でプレッシャーをかけやすいですが、子供の心を理解してテストの結果で叱ったりせず、

「こんな時もあるさ」

くらいの前向きな態度で子供に明るく接してあげることが大切だと思います。そして、お子さんがテストで良い結果をとった際には、一緒になって喜んであげると良いと思います。

そうしていくうちに、ご両親に喜んでもらいたいという思いが勉強のモチベーションになります。これに関しては個人差があるかもしれませんが、私の場合はモチベーションの多くをこの要素が占めていたように思います。

3. 子供の勉強の妨げになる様なことをしない

親曰く、子供は親の姿を見ているので、子供のいる前で特にテレビをダラダラ見たりせず、親も規則正しい生活習慣をつけることが大切だそうです。親がきちんと生活している姿をみせないと子供もやらないというのは、その通りな気もします。

確かに、私の両親は私が小学6年生の頃、テレビをなるべくつけない様にしていました。また、私の友人の中には、親と一緒に勉強していたという人もいました。

親自身の姿勢というのは知らず知らずのうちに子供に影響を与えているのかもしれませんね。

4. 親子で一緒に気分転換をする

これまでモチベーションを保つ方法を書いてきましたが、とは言ってもやる気がなくなる時期はあると思います。

特に6年生になると、4教科の予習復習、テストの間違い直し、過去問演習、過去問の直し・・・とやることが山積みです。勉強時間も必然的に長くなるため、集中力が切れてしまうことも多々あると思います。

私の場合、集中力が切れてしまった時は勉強をやめて、30分くらい体を使って遊んでました。

夏は屋上に行って水遊びしたり、冬はリビングで柔らかいボールやクッションを使って走ってボールを取ったり投げたり。軽く汗を流してスッキリしたらまた勉強に戻っていました。

この方法はストレス解消だけでなく、親子の絆を深めるという意味でも有効だった様に思います。

今回は中学受験で子供のやる気を保つ方法について考察しました。いかがでしたでしょうか。

参考になる点がありましたら、是非取り入れてみてください。

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医師・研究者 | 妻(@yukizorablog_Y)と医師夫婦ブログを書いてます | 医療や教育に関する記事を残していこうと思っています。
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