受験・勉強法

子供が志望校に合格できなかった時の親の対応

こんにちは、ゆきです。
地方国公立医学部を卒業し、産婦人科医として働いています。

さて、今日は私も受験についての記事を書こうと思います。
今回のテーマは「子供が受験に失敗した時、親としてどう対応する?」というものです。

正解はないですし、それぞれのお子さんのことを一番よく分かっているのはご両親だと思うので、参考程度に見てもらえると嬉しいです。自分の経験や、同期の話を参考にしながら考えてみました。

1. 筆者の経歴

私が受験に落ちた時のことを話しておいた方がスムーズに話が入ってきやすいと思うので、改めて経歴をさらっとお伝えします。

  • 公立小中学校で過ごす(中学受験とは無縁)
  • 中学校3年間のテスト成績は学年1〜3位(200人中)
  • 中学3年生から塾に行き始める
  • 筑波大学附属高等学校を受験するも落ちる
  • 県立女子高等学校に入学
  • 地方国公立医学部に入学(推薦入試)

「学校の定期テストは出来るけど、実力テストや難しい模試には全く対応できないタイプ」の典型例でした。

授業中は真面目に授業を受けて、ノートをまとめて、先生が話している小話や雑談も聞き漏らさず全てメモしていました。すると、なんとなくテストに出るところが分かるんですよね。
「この先生はここを強調していたな」とか、「この先生はちょっと意地悪な性格をしているから、いやらしいポイントをついてくるだろうな」とか。先生の性格を把握しているからこそ、対策できることもあったわけです。

ただ、中学2〜3年生になると、実力テストや模試が出てきます。すると、まあある程度予想はしていたわけですが、歯が立たない問題が出てくる。困ったなと思い、中学3年生から塾に通い始めます。志望していた県立高校の合格はまあ大丈夫だろうと思い、先生たちから勧められた筑波大学附属高校を受験してみようと勉強を始めます。

しかし、結果は不合格。筑波大学附属高校は、県立高校の入試前に合格発表があったので、両親も私がここで崩れたりしないか不安だったようです。実際に合格発表を見に行った時のことなど、今でも思い出します。
そんな経験談を踏まえながら、お話しさせて頂きます。

2. 不合格だった時の実際の心境

合格発表当日は、高校の掲示板に合否が張り出される形式のものだったので、両親と一緒に見に行きました。
受験番号も未だに覚えています。2074。忘れないように作った語呂が「にじゅーなし=二重に無し」なので、合格できなさそうな番号だなと思っていました。

掲示板に既に貼られていた紙に自分の番号が無いのを確認すると、父が行くか、と声をかけました。その時の心境は「両親に申し訳ないな。こんなに応援してくれていたのに。」と、どちらかというと親への申し訳なさが1番でした。

3. 両親にしてもらって嬉しかったこと

家族

1. とりあえず放っておく

不合格が分かった直後に、「何か慰めの声かけをしなくては!」と思わなくて良い気がします。ショックを自己解決しようと、子供心なりに頑張って葛藤していると思うので、それを外からそっと見守っていた方が良いです。

私の場合も、1番の感情が両親への申し訳なさだったので、両親から声をかけられたら、それをどう返答するのがベストか色々と考えざるを得なかった気がします。そっちへの思考はあまり回したくなかったです。何も声かけせず、そっとしてもらっていた方が気が楽でした。

直後にどんなに素敵な言葉を投げかけても、あまり心に響かないのでは無いでしょうか。むしろ申し訳なさが上増しして悲しくなってしまうかもしれません。

2. 美味しいご飯

とりあえず初日は、美味しいお家ご飯で頑張りをねぎらうのが良いのかなと感じています。ご飯の美味しさは嘘をつきません。何も話したくなくても、美味しいご飯は食べられます。

その子の好きなものをちょっと入れてみるとか、帰りにちょっとケーキを買ってみるとか、いつもの食卓に+αする感じでどうでしょう。ここで大袈裟にお赤飯などを炊いてしまうと、逆に不合格だったことに悲しくなってしまうので、本当にちょっとした思いやりの追加くらいが良い塩梅なのではないかと考えています。

当日は私の好物が1つあって、それが食卓に並んでいるのを見ながら、両親の優しい愛情にじんわりしたのを思い出します。

3. 数日後に肯定感を高めるような声かけ

数日経過し、子供がなんとなく自分の感情を自分で解決できるようになったら、ご両親の思うことをお話ししてみても良いかもしれません。
しかし、基本的には肯定的な声かけが良いのではないでしょうか。こういうところがダメだった、というアドバイスも大切ですが、でもよく頑張ったねという肯定的なニュアンスの文言もセットにしてあげた方が子供は報われます。

親がいつでも自分の味方である、という事実は、未成年の子供にとって何より心強い支柱となります。そして子供は、意外とそれを分かっていないことも多い。言葉にして言ってあげると、さらに頑張れるのではないでしょうか。

4. ご縁だから

私の母は、何かあった時に「ご縁だから」という言葉をよく使っていました。何かが成功しても失敗しても、そうなることがあなたの人生にとって意味のあることだから、くよくよする必要なんてないよって意味です。多分。

なんとなく、それで心が楽になった気がします。
筑波大学附属高校も素敵な学校だったけれども、多分私の人生においては県立高校の方がよかったのかな、なんて考えられるようになりました。それで少し吹っ切れて、残りを県立高校の受験勉強に切り替えられました。

5. 滑り止め?の学校への合格も大喜び

私の場合、筑波大学附属高校の合格発表から2週間後に県立高校の入試があり、さらにその1〜2週間後位に県立高校の合格発表がありました。
まあ受かるかな、って思っていた高校ではありましたが、やっぱり合格発表ってドキドキしますよね。県立高校は家からも近かったので、1人で合否を見に行きました。

掲示板を見て合格したことを確認し、まず実家に電話をかけると、母が自分の想像以上に喜んでいたことを思い出します。こんな喜んでくれるのか、とちょっとニンマリしながら帰りました。父にも報告したら、会社帰りにケーキを買ってきてよく頑張ったな、と声をかけてくれました。

受験って、結果が全てじゃないと思うんですよね。それまでの勉強の過程とか、それぞれの頑張りとか、それが今後に絶対活きてくる。
中学であれ高校であれ、合格して終わりじゃありません。その学校でどれだけ努力し、腐らずに自分が成長できるか。そのことも考えると、自分が合格した学校が「親が喜んでくれる良い学校なんだ」と認められているという事実は、子供の自己肯定感を高める上で大切だったのかなと感じます。

4. 両親にしてもらって悲しかったこと

ここからは同期の例も参考にしながら、こういう対応はやめて欲しいかも、ということについてお話ししていきます。

1. 親が自分以上に悲しむ

私もそうでしたが、自分がどうこうより「親に喜んで欲しい」というのが勉強の活力になっている子が比較的多い気がします。その場合、親が悲しむというのが、子供にとって1番響くと思うんですよね。

中学受験は高校受験よりも特に2人3脚で行う場面が多い印象なので、よりその傾向が強いのではないでしょうか。悲しい気持ちも分かるのですが、子供の前では少し控えてあげた方が良いかもしれません。

2. あの時に〇〇しなかったら

あの時にこうしていれば、あの時にこうしていなかったら、などの言葉は、不合格になってしまった子供に直後にかける言葉としてはちょっと酷かもしれません。子供心に、色々と反省点はあるはず。それに追加するようなダメ出しは、結構ダメージが大きいです。

ただ、誤りがあったらそれを訂正してあげることが必要な場面もあります。そういう場合は、数日〜1週間程度間をあけてあげると、より言葉が滲み入るのではないかと感じています。反省から学ぶこともたくさんありますもんね。

3. 他人と比べる

自分が優位に立つ場面で比べられると、優越感が芽生えてさらに頑張れる可能性があります。しかし、自分が劣位の場合に他人と比べられると、ちょっと卑屈になってしまうのではないでしょうか。それが不合格した直後なら尚更です。

他人と比較して「何くそ!自分も頑張るぞ!」と思う場面って、自分が自主的にそう思う場合が多くないでしょうか?
他人から比べられた他人のことって、羨ましいとか自分もそうなりたい、というより、疎ましく思ってしまう可能性が高い気がします。

いかがだったでしょうか。あくまでも私の一意見ですが、私の周りの同期も同じような意見を持っている人が多かったです。

子供の個性や性格にも大きく関わってくると思うし、それぞれに適した対応があるとは思います。ただ、いずれにせよ愛情を持って接し、「親が自分の味方である」ということを子供にしっかり伝えることが大切なのかな、なんて感じます。

受験は過程の1つで、人生の全てではありません。私は県立高校でも十分楽しい生活を送りましたし、今では産婦人科医として日々楽しく仕事ができています。
長い人生の1つの岐路。予想と違った道のりでも、回り道になったとしても、その先には無限の可能性が広がっています。
自分の子供の進む道を信用し、後ろからそっとサポートしてあげられるような親に、私はなりたいなと思っています。

最後に、少しでも多くの方にこのブログをご覧いただけるよう、応援よろしくお願いします!

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村
        ↑
1日1回、クリックお願いします!

 

ABOUT ME
ゆき
◆ 医師(産婦人科) ◆ 県立女子高校→地方国公立医学部 産婦人科医の視点から、正確でわかりやすい情報をお届けします。 twitter:@yukizorablog_Y Instagram:yukizora_yuki
いつも応援頂きありがとうございます!

【ブログ村ランキング参加中】
少しでも多くの方にこのブログをご覧いただけるよう、応援よろしくお願いします!

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村
        ↑
1日1回、クリックお願いします!

 

ブログ村の読者登録もお願いします(^^)

ゆきぞらブログ【東大医学部卒医師そらと産婦人科医ゆき】 - にほんブログ村

 

SNSのフォローもお願いします!

【そら】
東大医学部→研究医

【ゆき】
◆ 国公立医学部→産婦人科医

Instagram