皆さんの中には、
・中学受験で成功するお子さんのご親御さんは、どうせ高学歴なんでしょ・・・・
・私は中学受験経験していないし・・・
と思われる方がいらっしゃるかもしれません。
確かに、中学受験をする子供のご両親は、高学歴である確率が高いような印象はあります。ですが、親が高学歴でなくても、中学受験に成功することはできます。
なぜなら、私の同級生の親御さんは、必ずしも全員が高学歴ではなかったからです。実際に我が家もごく普通の家庭でした。
今回は親が高学歴でなくても中学受験に成功できる理由を解説していきます。
目次
1. 中学受験をする家庭の親は高学歴である確率が高い理由
1. 子供に中学受験をさせるという選択肢がある
小学生が、自分で情報収集し、将来のことを考えて中学受験を希望するということはレアケースだと思います。基本的に、両親が最初に中学受験を提案するケースが多いでしょう。
つまり、中学受験をさせてあげようという気持ちが両親になければ、子供が中学受験をする可能性は低いです。高学歴の親御さんは、ご自身が中学受験を経験しているないしは中高一貫校の知り合いを見てきた可能性が高いので、中学受験の選択肢を持っている可能性が高くなります。
2. 幼い頃から教育をする重要さを理解している
勉強もスポーツと一緒で、幼い頃からの積み重ねが非常に重要です。これは幼い頃から塾に通って受験勉強をすれば良いということではなく、幼児期〜小学生時にどのような教育を受けるかがその子の基盤を作るということです。
受験経験がある場合、幼い頃からの教育の重要性を理解されている可能性が高いので、中学受験という選択を選ぶ確率が高いように思います。
3. 資金面でのサポートをしてもらいやすい
当然ですが、中学受験にはお金がかかります。塾代もかかりますし、私立の中学校に入った場合、学費もかかります。もちろん、学歴と収入の多さは必ずしも一致しませんが、高学歴の両親のご家庭の方が資金面でのサポートを得られやすい傾向にあるように思います。
ここまで書いてきたように、確かにご両親が高学歴である家庭の方が中学受験のことを考えると恵まれた環境かもしれません。
ですが裏を返せば、①子供に中学受験をさせようという考えがあり、②教育の重要性を理解していて、③教育費に十分な投資ができれば、必ずしも親が高学歴である必要はないのかもしれません。
2. 親が高学歴である必要はない3つの理由
1. 親が勉強を教える必要がない
中学受験に関しては、ある程度方法論が確立しています。大手塾にはノウハウが蓄積しており、カリキュラムもしっかりしています。またわからない問題についても、質問対応してもらえます。
つまり、親が勉強を教える必要はないのです。実際に私の両親はごく普通の夫婦でしたし、小学4年生以降で両親から勉強を教えてもらった事はありませんでした。
2. 親の介入がむしろマイナスになるケースもある
親が勉強を教える必要はないと書きましたが、親の介入はむしろマイナスになるケースもあります。なぜなら、親が受験した頃とは時代が変わっているので、同じ方法が通じない可能性があるからです。
中学受験の舵取りは両親の大切な役目ですが、勉強を教えることはプロに任せるべきだと思います。
3. 親からのプレッシャーを感じる必要がない
人間は人それぞれ得意不得意がありますし、進度が違うのは当然です。ですが両親が高学歴の場合、自分と同じ水準を子供に求めてしまうケースがあります。そしてお子さんがそれをプレッシャーに感じ、勉強が嫌になってしまうかもしれません。
私の場合はそのようなプレッシャーがなかったので、のびのびと勉強に取り組むことができました。
今回は自分の経験をもとに、中学受験に親の学歴は不要と考える3つの理由を解説しました。いかがでしょうか。
私は両親から勉強を教えてもらった事はほとんどないですが、その他の面でたくさんサポートしてもらいました。私の同じような環境で受験をしていた友人も少なくなかったというのが正直な感想です。参考になる箇所があれば幸いです。
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