進学校実情

筑駒中での生活や勉強[筑駒・東大医学部卒医師が解説]

学生生活
そら

こんにちは、そらです。東大医学部を卒業し、現在は医師・医学研究者として働いています。

読者の方から、学生の頃の勉強について質問されました。

そら先生は学生時代にどのように勉強されてきたのでしょうか?

これまでは小学生の頃の勉強をメインにお話ししており、確かに中高でどのような学生生活を送ってきたのかはあまり話していなかったように思います。中学受験はゴールではないので、そこから先どのように勉強していくかは非常に大切なテーマですよね。

そこで今回は、中学生時代にどのように勉強に取り組んできたのかお話ししたいと思います。お子さんをお持ちの親御さんの参考になれば幸いです。

1. 中学受験終了後〜入学まで

サッカー

中学受験後はとにかく遊びました。小学生時代に色々と我慢していたこともあったので、その分友人たちと毎日のように遊んだり、家族で遠出をしたりしました。

正直この期間は特に準備をしていませんでしたし、同級生の多くも同様でした。一方で、同級生の中には大学受験に向けて鉄緑会などの入塾試験を受けている人もいました。賛否両論あるかもしれませんが、確かに低学年から塾に通っている人は優秀な人も多かったように思います。

もう一点、周りを見てすごいなと思ったのは、この時期に英語の勉強をしていた生徒がいたことです。中学受験は英語試験がなかったので基本的に横並びのスタートでしたが、中には入学時点で英検を持っていたり、自分で勉強をしている生徒もいました。過去の自分にアドバイスするなら、中学受験後は英語の勉強をしとくように言う気がします。

2. 中学1年時の学生生活

生徒

中学受験までは両親が勉強の環境を整えてくれていましたが、中学に入ったら基本的に口出しをしないので、自分で考えて勉強するよう言われていました。実際に、中学以降は親に勉強するよう言われたことはほとんどありませんでした。

筑駒入学後はとにかく友人たちと遊んでいました。運動部に入ったのでそれなりに練習はありましたが、休みの日も多かったです。空いている時間は基本的に同級生達と過ごしていました。

よく同級生の家にみんなで遊びに行って、泊まらせてもらいました。みんなで夜通しゲームをするのが好きで、とにかく泊まりに行くのが楽しみでした。学校ではカードゲーム(ポケモン、遊戯王など)が非常に流行っており、休み時間はそこらじゅうでみんな遊んでいました。私も親にお願いしてカードゲームを買ってもらい、毎日遊んでいました。

もう一つハマったのは漫画です。小学校の頃は漫画を読んだこと読んだことがなかったので、中学に入って漫画の楽しさに驚きました。私はスポーツ系の漫画が好きなので、友人に借りてずっと読ませてもらいました(我が家のルールとして漫画禁止だったので、家では相変わらず読めませんでした)。

勉強面で言うと、塾には通わず学校の進路に従って勉強をやっていました。運動をしたり遊んだりするのは好きでしたが、元々真面目な性格だったので、それなりにきちんと授業も受けていました。

筑駒は年に3回期末試験があり、各教科100点満点で得点が出ます。学年順位は出ませんが、得点分布表で成績表がわかると言う仕組みになっています。中学1年生の1回目の期末試験の結果が出ると、部活の同級生みんなで成績を持ち寄ってワイワイ盛り上がりました。私は当時、学年15番くらいの成績だったと思います。それほど勉強に熱を持っていなかったので、思ったよりも良い点数を取れたことに驚いたと同時に、きちんと勉強すればもっと上位になれそう、次回はもう少し上位になりたいなと思うようになりました。

それからは、基本的には部活を中心としながらも、学校ではきちんと勉強に取り組むようになりました。その結果少しずつ成績は上昇し、1年生の後半には1桁の順位をとることができるようになりました。

3. 中学2年時の学生生活

実験

筑駒での生活にもなれてきて、相変わらず楽しく過ごしていました。学生生活の中心は部活におきつつ、学校の勉強もきちんと取り組むと言うような生活でして、バランスも良かったように思います。

2年生の頃には成績も安定するようになり、学年で1-3番を推移していました。この頃から周りの生徒が塾に行き始めたと言う噂を耳にするようになりました。私も誘われましたが、当時は大学受験など全く考えていなかったと言うことと、学校での生活が楽しかったので、断っていました。

中学2年生の頃の思い出といえば、生物の授業がとにかく楽しかったことです。講義と実験が交互にあると言うスタイルだったとおもますが、実験の後の考察レポートがとにかく楽しかったです。結果を元に文献を漁りながら考察するのが楽しくて、毎回熱中して取り組んでいました。

また、2年生の夏休みには同級生と一緒に1ヶ月間の短期語学留学(カナダ)に行きました。あまり英語は得意ではなかったので最初は乗り気ではなかったんですが、行ってみたら現地での生活は楽しかったです。日中は学校に通い、空き時間に友人たちと遊んだり観光に行ったりしました。語学面で効果があったかどうかは不明(多分なかった)ですが、良い経験になりました。

当時は先のことを全く考えていなかったですが、今思うとこの頃からもう少し外国の友人と触れる機会を作っていれば良かったかなと思います(インターナショナルハイスクールに通っていたお子さんの家庭教師をしていた時に強く思いました)。

4. 中学3年時の学生生活

生徒

3年生の前半も基本的には同じような生活でした。部活も自分たちの代になって、さらに楽しくなっていました。成績は多少波がありましたが、1桁台はキープしていました。この年は学年唯一のオール5評価を頂きました。

もちろん嬉しかったのですが、周りには数学オリンピックなどで毎年金メダルをとるような生徒もいたので、どちらかと言うと劣等感の方が強かったです。自分は勉強も運動も満遍なくやるけれども、彼らに比べると何かの分野が飛び抜けてできるというタイプではないなぁと思っていました。

そして3年生から、ついに塾に通い始めることにしました。この時も大学受験を意識していたわけではありませんが、仲の良かった部活の同級生が通い始めたのと、実際に塾に通っている友人たちの話を聞いて、自分ももう少しレベルアップしたいと思ったのが理由です。

最初は数学をSEG、英語を平岡塾に通いました。本心を言うと、友人たちと一緒に通ったり、塾の前後で遊んだりするも楽しかったと言う感じでした。部活で通えないこともありましたが、それ以外は基本的に毎回出席していました。平岡塾は継続しましたが、数学は途中から鉄緑会に変更しました。SEGに不満があったわけではなかったのですが、優秀な同級生が鉄緑会に通っていたので、自分も彼らと一緒に通いたいと思うようになったからです。

幸い鉄緑会の数学は自分に合っていたようで、高3までお世話になりました。トップレベルの成績ではありませんでしたが、常にAクラス(一番上のクラス)をキープできたことが自分の自信になりました。結局最後まで数学には助けられたので、中3で鉄緑会に通い始めたのは結果的に良かったと思っています。

中学3年生の夏の大会が終わると、高校の部活の選択をすることになりました。筑駒では、高校になると部活を辞めるないしは行事や受験勉強を中心におく生徒もいます。実際に私の部活も半数以上が中学で部活を辞めました。当時の私は良い意味でも悪い意味でもあまり先のことを考えていなかったので、迷わず部活を続けることにしました。

高校生の部活は中学生の部活と比べ物にならないほど厳しかったので、中3の夏からは本当に部活一筋の生活を送っていました。当時は本当に楽しかったですが、筑駒の醍醐味である行事にあまり積極的に参加できなかったのが少し心残りです。

5. 当時の自分に伝えたいこと

基本的に充実した学生生活を送っていたので後悔はしていませんが、強いて挙げるとするならば、

  1. 中学生の頃はもっと英語を勉強しといた方が良い
  2. 部活以外にも行事に参加したり、いろんなことに興味を持って挑戦した方が良い
  3. 自分よりも一回り二回り上の先輩と話し、将来の進路についてもっと情報収集しておいた方が良い

の3つを伝えれあげたいです。

特に私は目の前のことに熱中してしまう傾向にあるので、③が疎かになっていました。今はネットを介していろんな情報が手に入ると思いますので、親御さんやお子さんにはいろんな情報に触れてもらえたらと思います。

小さい頃からいろんな分野の情報に触れていれば、きっと人生の可能性も大きく広がるんじゃないかと思います。その上でもし医学の道に興味を持った方がいれば、私でよければ喜んで情報をお伝えしますので、ご連絡ください!

今回は中学生の頃の記憶を掘り起こしてまとめました。筑駒生が実際にどのような学生生活を送っていたのかイメージしていただけたのであれば幸いです。あくまで一個人の例ですが、少しでも参考になる箇所があれば嬉しいです。

もう少し詳しく聞きたいことがある方は、コメントいただければ可能な限りお答えしますので、ご遠慮なくご連絡ください。

最後に、少しでも多くの方にこのブログをご覧いただけるよう、応援よろしくお願いします!

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それではまた!
 

ABOUT ME
そら
医師・医学研究者 | 東大医学部卒 | 産婦人科医ゆき( @yukizorablog_Y)と夫婦でゆきぞらブログを運営 l 毎日19時に投稿 | 幼少期から医師になるまでの勉強への取り組みや科学的根拠の基づいた医療情報を発信 | 質問箱はこちらhttp://peing.net/ja/yukizorablog
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【そら】
東大医学部→研究医

【ゆき】
◆ 国公立医学部→産婦人科医

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