受験・勉強法

筑駒生が通う塾とは?[卒業生が鉄緑会をはじめとする人気塾を解説]

生徒
そら

こんにちは、そらです。東大医学部を卒業し、現在は医師・医学研究者として働いています。

読者の方から、筑駒生の塾事情について質問されました。

筑駒は大学受験対策を一切しないから、ほとんどの学生が中1から鉄緑会に通うというのは本当ですか?

確かに筑駒生がいつ頃からどのような塾に通っているのかというのはあまり知られていないのかもしれません。そこで今回は、卒業生の私が筑駒生の塾事情について解説します。

ただし、私が在籍していた頃と現在で事情が異なるかもしれませんので、その点はご了承下さい。

1. 筑駒の授業について

大学受験対策を一切しないかどうかは別として、筑駒の授業は確かに受験対策に特化したものではありません。これは大学生時代に家庭教師をしていたときに実感しました。

私の生徒が通っていた学校では、学校自体が「受験対策は学校で行うので、塾にいく必要はない」と言っていたそうです。確かにかなりの量の宿題が出ていましたし、放課後は自学自習時間が設けられているようでした。また、学校によっては「東大クラス」などが用意されているそうで、そこで東大に特化した対策を行っているそうです。

これらの学校と比べると、確かに筑駒の授業は受験勉強に特化してはいなかった気がします。もちろん先生によってかなり異なりますが、それぞれの先生が興味のある分野をどんどん話されるというようなイメージでした。

例えば、中1の数学(幾何)の授業では、いろんな図形証明問題を出され、みんなが自分の考える答えを出し合ったりしました。同級生には算数オリンピックで金メダルをとっているようなレベルの違う人もいたので、同級生たちの答えを聞くのが面白かったです。

中学の生物の授業では、毎回の実験ごとにレポート提出がありました。実験結果の考察をするのが楽しくて、毎回夜遅くまで調べ物をしながらレポートを書いていました。また、大学でやるような実験も経験させてもらいました。私はそれがきっかけで生命科学が好きになったので、生物の先生には大変感謝しています。

私もまだまだ未熟ですが、いろんな分野の勉強をすることは本当に楽しいですし、贅沢だなと思います。久しぶりに同級生に会うと、今やってる仕事や研究の話を聞くようにしていますが、毎回知らないことが多くて面白いです。

もちろん受験勉強は基礎学力をつける上で重要だとは思いますが、受験勉強が全てではないです。受験勉強は学問の中のごく一部だと思います。賛否両論あるかもしれませんが、受験勉強関係なく好き勝手教えてくれた筑駒の授業は、今思えば自分に合っていた気がします。

2. 筑駒生の塾事情

勉強

受験の範囲関係なくいろんな分野に触れることは重要だと思いますが、受験を突破しないと大学に入れないので、受験勉強は必要です。筑駒生の場合、塾に通って受験勉強をするケースが多かったです。

筑駒生の親は教育熱心である上に、非常に仲がよくて強力なネットワークが構築されています。そのため、どこの塾が良いなどの情報がすぐに広まって共有されます。

私は家族に勉強のことをあまり話しませんでしたが、親を通じて友人たちの情報がいろいろ入ってきました。これは進学校のメリットの1つだと思います。

中学1年生の頃から塾に通っている生徒もいましたが、私の頃は少数派でした。感覚値になりますが、おそらく1割程度だった気がします。学年が上がるにつれて塾に通う人が増え、中学3年生頃になると半数以上は塾に通っていた気がします。

私の場合、中学生の頃は部活ばかりやっていたので大学受験をほとんど意識していませんでしたが、それでも同級生と一緒に中3頃から塾に通い始めました。高校生になるとさらに塾に通う人が増え、最終的にはほとんどの生徒がどこかしらの塾に通っていた気がします。

ここまで読まれた方々の中には、

実際に筑駒生はどこの塾に通っているの?

と気になっている人もいらっしゃるかと思います。最近の事情は分かりませんので私が在校していた頃の情報になりますが、参考までにお伝えしようと思います。

3. 同級生が多く通っていた塾

選択肢

1. 鉄緑会

おそらく1番通っている人数が多かったのは鉄緑会だと思います。代々木にある東大受験に特化した塾です。開成や桜蔭をはじめとする進学校の生徒が多数通っています。

合格実績が圧倒的で、東大医学部の同級生を見てみても半数以上は鉄緑会出身者の印象です。講師は理3生などの優秀な東大生が多いイメージです。私自身は講師をしていませんでしたが、私の同級生や先輩後輩が講師をしていたので、色々と話を聞きました。

鉄緑会の最も特徴的なことは、とにかく進路が早いことだと思います。高校2年生にはすでに受験範囲を終えて、高3の1年間は演習中心になります。東大に入った後に地方進学校からきた友人と話すと、いつも驚かれました。高校2年生の時点で全ての範囲を終えて、残り1年間は演習に使えるというのは物凄いアドバンテージだと思います。

2. 平岡塾

渋谷にある英語専門塾です。筑駒内では非常に有名でして「基本は鉄緑会に通いつつ、英語だけは平岡に通う」という同級生もいたくらいです。

部屋に高さの低い大きな机が並んでいて、生徒は床に座って講義を受けるというスタイルでした。他の塾ではみたことがないので、最初は驚くかもしれません。同級生を見てみても、英語が得意な人は平岡出身だったりする印象もあります。当時は講義のうちの一部を外国人講師の先生が担当してらっしゃいました。私の同級生も何人か講師をしていたので、学生講師もいるようです。

3. グノーブル

新宿・渋谷などに校舎がある塾です。鉄緑会や平岡塾に比べると通っている人数は少なかったですが、同級生の評判はすごくよかったです。中でも英語の授業が大変良いようで、英語だけグノーブルに通っている生徒もいました。私は通ったことがないので分かりませんが、同級生の話を聞く限り力がつくそうです。

4. SEG

新宿に校舎がある有名塾です。中学生の頃は同級生も何人か通っていましたが、私の周りには最後まで全教科SEGに通っているという人がいなかったので、詳細な情報は分かりません。理数系が強いという話で、数学がかなりできる人たちが通っていたイメージがあります。興味のある方は、実際に通っていた方にお聞きしてみると良いと思います。

5. 東進東大特進コース

東進ハイスクールの東大対策に特化したコースになります。これはこれまでの塾と異なり、夏季講習、冬季講習などのように定期的に開催されるコースです。関東ですとお茶の水や渋谷に校舎があります。

特徴としては、講師の先生の質が非常に良いということです。国語の林修先生や物理の苑田先生、世界史の荒巻先生などの講義は特に人気でして、受講者が殺到します。東大模試や学校の成績によって特待生制度があるため、鉄緑会などの他の塾に通う進学校の生徒が定期的に集まる印象です。

また、スタッフには各進学校から東大に合格した方がおり、各学校の生徒の電話相談サービスがあります。これは非常に有用でして、私も筑駒の先輩に相談に乗ってもらいました。受験勉強だけでなく筑駒の行事や大学生活など、いろんな話を直に聞くことができて大変ありがたかったです。

自習室も自由に使わせていただけましたし、通っている生徒は進学校の優秀な人が多いので、横のつながりもできます。特待生制度を利用できる人は絶対に利用した方が良いですし、特待生制度を利用できなくても通う価値があるのではないかと思います。

今回は筑駒生の塾事情についてまとめました。いかがでしたでしょうか

少し前の話なので今は事情が変わってるかもしれませんが、情報の一つとして参考にしていただければ幸いです。ただし、塾は人によって合う合わないがあるので、情報収集や体験をしてから決められると良いと思います。

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ABOUT ME
そら
医師・医学研究者 | 東大医学部卒 | 産婦人科医ゆき( @yukizorablog_Y)と夫婦でゆきぞらブログを運営 l 毎日19時に投稿 | 幼少期から医師になるまでの勉強への取り組みや科学的根拠の基づいた医療情報を発信 | 質問箱はこちらhttp://peing.net/ja/yukizorablog
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【そら】
東大医学部→研究医

【ゆき】
◆ 国公立医学部→産婦人科医

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