こんにちは、そらです。東大医学部を卒業し、現在は医師・医学研究者として働いています。
先日、こんな質問を頂きました。

それ以外にも、音楽関係の質問をちょこちょこ頂いています。気になるところなのかもしれません。
そこで今回は、音楽と勉強について、私の経験談と考えをお伝えします。参考になる箇所があれば幸いです。
1. 学生の頃は音楽を聴きながら勉強していた

まず私の例を話すと、学生の頃は音楽を聴きながら勉強をしていることも多々ありました。当時はMDに好きな音楽を入れて、持ち歩いていました。
中学3年生の頃に初めて同級生とカラオケに行き始めてから、カラオケの楽しさに気付きました。ですが、当時の私は歌える曲も全くなかったので、友人が歌っていた曲を入手して、よく勉強しながら聴いていました。
働き始めてからも、作業をしながら音楽やラジオをよく聴いています。最近はairpods proを常に持ち歩いていて、作業をする際は何かしらの音楽を流していることが多いです。
2. 音楽を聴いていた理由
1. 勉強するハードルが下がる

一番の理由は、勉強に向かい始めるハードルが下がるからです。私は勉強が大好きというわけではないと思っています。というのも、もし周りに自分しかいないという状況だった際に、それでも自発的に勉強するかと言われると、自信がないからです。
ゆっくり休みたいなーと感じたり、遊びに行きたいなーと思うこともよくあります。そんな際に、音楽と勉強をセットにすることで、私の場合は勉強に対するハードルが下がっていた様な気がします。
自分で勉強する場合、休憩を挟んだり、勉強をやめるという判断は全て自分に委ねられます。そんな時、音楽を聴いていると離脱率を抑えれた様な気がしています。
2. 多少雑音がある方が集中できる
これは私の場合だけかもしれませんが、全く音がしない環境よりも、少しざわざわしていた方が集中できます。
例えば、家のリビングや喫茶店など、他人の話し声が少し聞こえる方が集中できます。(というか、雑音がしていてもあまり影響を受けないので、周りから音が聞こえるという安心感や、誰かに見られているという危機感によるプラスが上回るという感覚ですね)
音楽を聴いていても、あまり音楽によって集中力が乱されるということはなかったので、むしり自分の気分を高めたりするメリットが上回っていた様に思います。
3. 音楽を聴きながら勉強する上で気をつけていたこと
1. やる気に満ち溢れている時は音楽を聞かない

日によっては、勉強のモチベーションが高いこともあります。その様な時は、あまり音楽を聴く必要性も感じなかったので、音楽なしで勉強していました。
その日の状況を見て臨機応変に対応していたという感じです。
2. 集中力が高まってきたら、場合によっては消す
勉強や作業をしているうちに集中力が高まっていると、音楽が全く耳に入らなくなってきます。イメージとしては、「あれ、もうこんな先の曲まで進んでた」という感じです。
その場合、もはや音楽を流している理由はないので、そのまま音楽を消していました。意識していたわけではありませんが、自分の場合はしっかり集中できているかのバロメーターでもあった様に思います。
3. 音楽の種類を使い分ける
インプットする時とアウトプットする時、そして作業をする時で音楽を使い分けていました。インプットする時は、なるべく静かがBGMを流していました。一方で、アウトプットする際は歌詞付きの音楽を流していました。
そして作業をする際は、ラジオやインプット用の音源を流したりしていました。最近ですと、youtubeやvoicyなどを流していることも多いです。この辺りは目的に応じで適宜使い分けると良いと思います。
4. 質問者さんへ伝えたいこと

人によって最適な方法は違うので、学校の先生がダメと言っても、全てそのまま取り入れる必要はないです。
自分でいろいろと試した上で、音楽を流すメリットがデメリットを上回る様であれば、全く問題ないと思います。
まだまだ先は長いので、いろいろと試しながら、楽しんで勉強されることをお勧めします!
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